令和元年6月25日は毎年恒例の視察研修会でした。
お天気に恵まれ、会長にお見送りされ出発。バス内では市役所の寺澤さんから減災ハンドブックをいただき、防災についてのお話を伺いました。
名古屋市港防災センターでは地震体験をしました。今までに経験したことのない揺れに「キャー!!」。地震によって揺れ方が違い、”阪神地震”を体験したメンバーは、急な強い揺れに皆、ビックリ。震度7を体感するのはいざという時の為にも良かったと思います。また、伊勢湾台風の3Dシアターでは、先輩会員さん自身の体験談も聞くことができ、身近な話に防災意識が高まりました。
中日新聞名古屋本社では、毎日の朝刊に300の記事をのせるため6500もの記事を集め、選択・編集の作業を進めているという話を伺いました。また、刻々と変わっていく世の中の状況を伝えるため、時間に応じて内容を変え、朝刊は3パターン、夕刊は2パターンの紙面を作っているとのこと。それらの話に感動し、新聞をもっとしっかり読んで疎かにしないようにと強く思いました。
新聞が印刷される様子も運良く見ることができました。まるで大きく流れるように印刷、梱包作業が進んでいて、それが私達の街、稲沢へも届けられるそうです。
震災の時の対応を質問したところ、他の新聞社と連携して途絶える事なく発行し、避難所や、できる限り自宅へも、情報を速やかにお届けするような体制を整えているとのことでした。
最後は写真撮影の後、私たちが載った紙面をお土産としていただき、お見送りまでしていただきました。
令和元年10月8日、株式会社中部キャリアコンサルティング普及協会の中村英泰講師による「定着率向上・改善セミナー」が商工会議所と女性会のコラボ企画で行われました。
セミナーのタイトルは「“若手社員が辞めない”会社づくり」。
主な内容は以下のようなものでした。
・経営層は『若者の働く意識』を把握し、社員目線に立った施策を実施すること
・加えて、社員が協働で取り組む仕組みを確立すること
・社員の声に耳を傾け、経営層とのギャップを埋めて必要な施策の実施
・“ものごと”の本質を伝えることが重要
印象的だったのは、仕事の基本である『ほうれんそう(報告・連絡・相談)』に対し、管理職は『おひたし(怒らない・否定しない・助ける・指示する)』で返す努力を惜しまないこと、また、設立当時の苦労話は自慢でしかない、新人社員に押し付けるのはもう古いということでした。社員が仕事をするうえで、“自分は輝いている!必要とされている!”と感じられるよう伝えることが大切だということなど、若手社員の定着に必要なことを、わかりやすく学ぶことができました。